サイバーセキュリティとAI分野での人材育成を目的とした「Vectra AI奨学金プログラム」が、世界17か国の高校生、大学生、大学院生を対象にスタートします。この奨学金プログラムは、最前線のサイバー脅威に対処するための革新的なアイデアを育み、次世代のセキュリティ専門家を支援することを目的としています。

受賞者には、最大1万ドルの賞金や、Vectra AIの専門家によるメンターシップが提供されます。さらに、メンターたちはインターンシップやネットワーキングの支援、キャリアプランニングのアドバイスも行い、受賞者が自らのアイデアを現実の世界で実現できるようバックアップします。

この奨学金プログラムは、応募者がAIやサイバーセキュリティに関するエッセイや研究企画書を提出することで、その創造性や問題解決能力を審査します。審査基準は、応募者のアイデアが業界に与える潜在的な影響や独自性、実際の応用可能性に重点が置かれています。

サイバーセキュリティ分野では、巧妙化する脅威への対策が急務であり、技術と人材のギャップが課題となっています。Vectra AI奨学金プログラムは、こうした課題を解決する一助として、情熱を持った若い才能に投資し、次世代のリーダーを育成することを目指します。

応募資格は、高校生から大学院生まで幅広く、対象国には日本も含まれています。応募締め切りは2025年3月31日（米国時間）です。AIとサイバーセキュリティに関心のある学生にとって、未来を切り開く大きなチャンスとなるでしょう。

詳細は特設ページ（https://ja.vectra.ai/ai-scholars）で確認できるため、興味がある方は早めに準備を始めましょう。技術革新とセキュリティの未来を担う新たな才能の登場が、今から待ち望まれています。

出典元：Vectra AI、日本を含む世界17か国を対象に、AIとサイバーセキュリティ分野の次世代人材を育成する奨学金プログラムを開始｜PR TIMES