本日は、ノンフィクション作家が執筆した、とても考えさせられる記事をご紹介します。
記事の内容は、結婚を控えていたカップルが、女性の奨学金について話をした際に、男性側のご両親から「その奨学金は誰が返すのか?」と問われたことがきっかけで結婚が破談になったというエピソード。
具体的には、女性が奨学金の返済中であることが、男性側の両親に懸念され、最終的に結婚を諦める選択をしたというお話です。
現在、日本で奨学金を利用している学生の平均借入額は約310万円。
もし、結婚する二人がそれぞれ奨学金を抱えている場合、合計で約600万円の「借金」を抱えた状態で新生活をスタートさせることになります。
この金額は新婚の若い二人にとって非常に重い負担です。
奨学金は教育を受けるための手段でありながら、その後の人生の大きな障壁となり得る現状。
この問題は結婚や少子化など、社会全体に影響を及ぼしています。
奨学金の問題は、生活に深く関わり、多くの課題と結びついています。
だからこそ、私たちも今年さらにこの問題の解決に向けて取り組んでいきたいと考えています。