本日は、Yahooニュースで取り上げられたBSS山陰放送の記事をきっかけに、「保育士不足」と「奨学金拡充」の関係性について考えてみたいと思います。

記事によると、保育士不足が深刻化しており、求人を出しても応募がゼロという状況が続いているそうです。そこで、鳥取県などでは、県内で働く保育士を目指す方々への奨学金制度を拡充する取り組みが始まっています。

奨学金の拡充は一見良いことのように思えますが、私自身、以前日本保育協会さんとお話しした際に、保育士不足の原因が必ずしも「奨学金」だけにあるのか疑問を持ちました。

保育士の仕事が「稼げる職業」になっているのか、または「稼げるべきか」という点については議論の余地があります。しかし、現実的には、奨学金を借りて資格を取得しても、その返済が困難になるような収入では、結果的に奨学金がただの「借金」になってしまいます。

奨学金を拡充するのであれば、その職種が安定した収入を得られる環境を整えることが必要不可欠です。つまり、「奨学金の貸与」と「職業の収益性の向上」はセットで考えるべきではないでしょうか。

私たち「奨学金バンク」では、奨学金返済をサポートするだけでなく、出口戦略を見据えた取り組みを行っています。奨学金を借りる際には、「その後のキャリアと収入」についても十分に考えることが大切です。

奨学金に関するお悩みや課題があれば、ぜひ私たちにご相談ください。一緒に出口を設計し、より良い未来をつくるお手伝いができればと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！引き続き、奨学金に関する情報を発信していきますので、応援よろしくお願いいたします。