今日は、アエラデジタルに掲載されていた興味深い記事を取り上げてみたいと思います。そのタイトルは「早慶上智、GMARCH、高学歴でも仕事に夢を見ない若者の妥協する本当の理由」。この記事の中で特に注目したのは、「奨学金」が若者のキャリア選択や夢に大きな影響を与えているという点です。
記事によると、多くの若者が「まず奨学金を返済したい」という理由から、安定した就職先を選ぶ傾向が強いそうです。夢を追いかけたい気持ちはあるものの、リスクを取れない理由として「奨学金」という重い負担が背景にあります。
例えば、チャレンジ精神を持ってベンチャー企業に挑戦したり、何か新しい分野に飛び込むことに興味を持ったとしても、「もし失敗したらどうするのか?」「奨学金を返済できなくなるのでは?」という不安が大きな足かせになっているのです。
過去6年間の就職先ランキングを見ても、安定した大企業がトップを独占している状況は続いています。若者が「チャレンジしない」のではなく、セーフティーネットが整備されていないために「チャレンジできない」という現実が浮き彫りになっています。
私自身、必ずしも全ての人がリスクを取ってチャレンジする必要があるとは思いません。安定した生活や仕事を選ぶことも立派な選択肢です。しかし、それでも「チャレンジしたい」と思った人が安心して挑戦できる環境を整えることが、今後の社会にとって非常に重要ではないでしょうか?
奨学金という負担が、若者の可能性を閉ざしてしまう現状を変えるために、私たち「奨学金バンク」も引き続き情報発信やサポートを続けていきます。
ぜひ、皆さんのご意見もお聞かせください!引き続き、応援よろしくお願いいたします。