大学院の授業料後払い制度とは

今日はまだ確定ではないのですが、2024年の秋から「授業料の後払い制度」というものが日本学生支援機構からリリースされるかもしれないという話を聞いたので、それについて調べたことをお話ししたいと思います。
現段階での情報として共有させていただきます。

授業料後払い制度とは、大学院修士課程や博士課程、専門職関係の学位在籍者を対象に、在籍中は授業料を支払わず、卒業後に所得に応じて後払いしていく制度のようです。
この制度は第1種奨学金の枠組みを使用する予定です。
第1種奨学金とは無利子の枠組みで、日本学生支援機構が学生に代わって授業料を大学に納付し、卒業後に学生が機構に対して所得に応じて返済していく仕組みです。

授業料の後払い制度では、機関保証(信用保証)の加入が必須となります。
これは実質的には借金と同じですが、このような形で授業料の後払い支援が今度スタートする予定です。
現時点では確定していないため、今後も注視が必要です。

この制度の特徴としては、所得連動型の返済を日本学生支援機構が主体となって行う点です。
返済のしやすさは考慮されていると思いますが、対象は大学院や専門職関係の学位在籍者に絞られています。
学士号取得者のさらに先の高等教育に対する支援です。

この制度がどのように機能していくかは今後の動向を見守る必要がありますが、現行の奨学金とは異なる形でしっかりと機能することを期待しています。

いつもありがとうございます。
引き続き、新しい奨学金の仕組みなどの情報も発信していきたいと思いますので、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

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