佐賀市で9日、県内の高校生や九州の大学に通う奨学生を対象とした原田記念財団の激励会が開かれました。この財団は、大手ポンプメーカー「酉島製作所」を世界的企業に成長させた嬉野市出身の原田龍平氏が、若者育成を支援するため1981年に設立したものです。
激励会では、奨学生たちに対し原田耕太郎理事長が激励の言葉を贈りました。奨学生代表の来春卒業予定者は、自身の進路や抱負とともに感謝の言葉を述べ、財団の支援が自身の成長に貢献したことに感謝を表明しました。
原田記念財団は、これまでの43年間で合計1355名の学生に対し、3億9900万円に上る奨学金を提供し、地域の若者の成長を後押ししています。