広島県内の企業や団体が長年にわたり行っている奨学金寄付活動により、今年も多くの留学生に奨学金が支給されました。ひろしま国際センターは、36年間にわたり、県内の大学や大学院に在籍する私費留学生に対して奨学金を提供しています。
今年は、34の企業と団体が留学生53人の奨学金として、総額約1400万円を寄付しました。マツダや広島ガスなど、一部の企業は35年連続でこの活動に参加しています。これらの寄付は、留学生が安心して学業に専念できるよう支援するものであり、地域社会との結びつきを強める役割も果たしています。
現在、広島県内の留学生数は4703人に達しており、コロナ禍前の水準に近づいています。このような奨学金支援は、留学生にとって大きな助けとなり、地域社会への貢献も期待されています。