新しいことをすることに対する壁

今日は、ニュースや情報発信ではなく、少し個人的な話をさせていただきます。
奨学金バンクは3月1日に正式リリースされてから約7か月が経ちました。
多くの参画企業に集まっていただき、皆さんのご支援をいただきながら進んでいますが、新しいことを始めるには多くの壁があることを痛感しています。

商習慣や法律、制度的な壁、さらには関わる人々のメンタリティーなど、多くの課題に直面しています。
特に480万人の奨学金返済に苦労している方々にとって、この事業は非常に重要だと信じています。
私たちは5年前からこのモデルを考え始め、3年前には文部科学省に提案を持ち込み、仕組みとして動き始めましたが、それでも社会インフラとして定着させるにはまだ時間がかかりそうです。

新しいことに挑戦するには、強いメンタリティーが必要です。
私も起業してこの道を進んでいるので、その困難さを身をもって感じています。
それでも、社会的課題に向き合うことは非常に大切なことだと強く思っています。

今日は少し愚痴っぽくなってしまい、申し訳ありません。
でも、このような一つひとつの壁を乗り越え、社会インフラとして奨学金の課題を解決していくことが、私たちの使命だと信じています。
民間の力を結集し、行政だけでは成し得ない社会変革を進めていきたいと思っています。

今後もこの挑戦を続け、いつか今日の困難を振り返って話せる日が来ることを願っています。
応援いただいている皆さまに心から感謝申し上げます。
引き続き頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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