奨学金の金利が13年ぶりの高さに

今回は、日本学生支援機構(JASSO)が貸与型奨学金の金利を引き上げることを発表したニュースについて解説します。

JASSOは12月2日、11月貸与分の奨学金について、金利を固定方式で1.34%に設定すると発表しました。
これは前月比で0.13%の上昇です。
日銀のゼロ金利政策終了を受けての決定であり、実に13年ぶりの利率引き上げとなります。

これまで、日本ではゼロ金利やマイナス金利政策が続いていたため、奨学金の金利が注目されることは少なかったのですが、今後は金利上昇が返済の負担をさらに増やす可能性が高まります。

奨学金の総額は約9兆5000億円にも上ります。金利の上昇により、卒業後に返済すべき額が増えることは、借り手にとって大きな負担となります。

金利の問題に加えて、奨学金を取り巻く環境全体が変わりつつあります。
この動向をしっかりウォッチして、必要な解決策を考え、皆さんに有益な情報を提供していきたいと思っています。

引き続き、奨学金に関連する情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

奨学金チャンネル一覧へ