やれるならやってよ、、維新・前原共同代表の「奨学金9.4兆円の帳消し」について

Yahooニュースで取り上げられた記事について、感じたことをお話ししたいと思います。

記事の内容は、維新の前原共同代表が「要返済の奨学金9.4兆円について返済免除」という〝徳政令〟に言及したというものです。
この記事を読んで、正直複雑な感情を抱きました。

奨学金9.4兆円を「帳消しにする」という提案は、確かに夢のある話に聞こえるかもしれません。
しかし、それを実現する財源として「日本銀行が保有するETFを充てる」と言うだけで、本当に可能なのか、具体的な議論が進んでいるのか疑問が残ります。

奨学金の問題は非常に複雑です。
帳消しにするだけでは解決できない課題がたくさんあります。
たとえば、帳消し後に新たに奨学金を利用する学生たちへの対応や、教育費の負担をどう構造的に軽減するか、といった問題です。

私はこの課題に5年前から向き合い、「奨学金バンク」というビジネスモデルを立ち上げました。
この取り組みは、就学・就業のサイクルを円滑に回す仕組みを作ることを目指しています。
行政がもし本当に奨学金問題に取り組むのであれば、それは素晴らしいことです。
しかし、言葉だけで終わるのではなく、実際に動いてほしい。そう思っています。

前原共同代表の発言は挑戦的で注目を集めるものです。
これが単なる人気取りではなく、実現に向けた真剣な議論となることを願っています。

奨学金バンクは、帳消しではなく、根本的な解決を目指して取り組んでいます。
引き続き、皆さんの応援をよろしくお願いいたします!

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