今回は、私たちが最近行っている奨学金団体への営業・参画活動の中で見えてきた、社会福祉協議会（社協）との関わりについてお話しします。

社会福祉協議会は、都道府県や市区町村などの地方自治体ごとに設置されている団体で、地域に根ざした福祉活動を行っています。生活支援や福祉サービスだけでなく、教育や奨学金関連の支援にも関わっているケースがあります。

その中で今回、奨学金の代理返還制度に関して、興味深い現状が見えてきました。
全国の社会福祉協議会がすべて同じ取り組みをしているわけではなく、奨学金の返還支援に積極的な団体もあれば、現時点では対応していないところもあるのです。

つまり、奨学金を社会福祉協議会を通じて借りている方の場合、自分が住む地域の社協が返還支援や代理返還の対象かどうかを確認する必要があります。

もし奨学金の返済に不安を感じていたり、返済を少しでもスムーズにしたいと考えている方は、一度、お住まいの都道府県や市区町村の社会福祉協議会に相談してみることをおすすめします。

地域によって制度や対応が異なるからこそ、まずは情報を知ることが第一歩になります。
今回の話が、奨学金を返済中の方や、これから借りようとしている方にとって参考になれば幸いです。