奨学金情報

四国の若手社員支援、奨学金返還資金を最大50万円支給する新制度

四国地方の企業における若手社員の定着を支援するため、四国の四大銀行が新たな奨学金返還支援制度を導入することが発表されました。この制度は、高松市の百十四銀行、徳島市の阿波銀行、松山市の伊予銀行、そして高知市の四国銀行が連携して提供するもので、四国地域に本社を持つ賛同企業に勤務する若手社員に対して、奨学金の返還資金を支給する仕組みです。

この取り組みは、四国の企業に入社した若手社員の定着を促進し、地域の人材育成を支援することを目的としています。具体的には、四国に本社を持つ賛同企業に勤務する若手社員に対し、奨学金の返還資金を支給することで、経済的な負担を軽減することが狙いです。

制度の詳細は以下の通りです。奨学金返還支援として、勤続2年目には10万円、4年目と6年目にはそれぞれ20万円ずつ支給され、最大で50万円までの返還資金が提供されます。支給対象は、奨学金を返還している若手社員で、定員は各県ごとに10人程度に設定されています。また、賛同企業には中小企業に限定し、人材育成や福利厚生の充実などの取り組みも求められます。

この制度の申込期間は今年11月末までで、詳細な情報や申込み方法については、各銀行のホームページで確認することができます。

四国アライアンスの一環として行われるこの制度は、若手社員が経済的な負担を軽減しながら地域に根付くことを期待しており、地域企業の人材確保と定着に向けた大きな一歩となるでしょう。

出典元:四国4県の銀行が企業の若手社員の奨学金返還資金を支援|NHK NEWS WEB

奨学金情報一覧へ