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商幸樹会、30年にわたり小樽市奨学金基金に貢献、未来の子どもたちへの支援を続ける

小樽市で活動する異業種経営者団体「商幸樹会」(浅田勲会長)は、2024年に小樽市奨学資金基金へ5万円の寄附を行い、浅田会長が贈呈式に出席しました。同会は1990年に設立され、1995年から毎年この基金への寄附を続けており、本年度で30回目の節目を迎えました。これまでの寄附総額は150万円に達し、地域の子どもたちへの教育支援として貢献を続けています。

商幸樹会は、異業種の経営者15名で構成される団体で、地域社会への貢献を目的に様々な活動を展開しています。1995年から小樽市奨学金基金への寄附を開始し、これまでに30年にわたり、子どもたちが充実した教育機会を得られるよう支援を続けてきました。

この奨学金制度は、申請した高校生に対し、返済不要の奨学金として1人あたり5万円を支給するもので、市奨学金基金が財源となっています。毎年70名以上の高校生がこの制度を利用しており、家庭の経済状況に関わらず進学の夢を追いかけることができる環境が整えられています。

近年、低金利の影響を受け、市教育委員会では奨学金基金の財源確保が困難になってきています。このため、ひとりでも多くの学生が奨学金を受けられるよう、企業や個人に対し寄附の協力を呼びかけています。

商幸樹会のような団体の寄附は、このような状況下で非常に重要な役割を果たしています。地域社会の未来を担う子どもたちが、経済的な理由で学業を諦めることなく、安心して学べる環境づくりに貢献しています。

出典元:小樽市奨学資金基金へ 一商幸樹会30回目の寄附|小樽ジャーナル

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