10月28日、スラムダンク奨学金事務局は、2025年1月31日締切で第19回奨学生の募集開始を発表しました。この奨学金は『SLAM DUNK』の著者である井上雄彦氏が2006年に創設したもので、高校卒業後、アメリカの大学やプロとしてバスケットボールを続ける意思と能力を持つ若手選手を支援するために設けられています。
スラムダンク奨学金を通じて選ばれた奨学生は、アメリカの大学進学準備を行う「プレップスクール」に派遣され、学費や生活費の援助を受けながら競技に打ち込むことができます。この制度からはプロバスケットボール界に多くの選手が巣立っており、第1回奨学生である並里成選手(ファイティングイーグルス名古屋)をはじめ、Bリーグで活躍する山崎稜選手(広島ドラゴンフライズ)も第4回奨学生としてアメリカでの経験を積んできました。
さらには、須藤タイレル拓選手や伊久江ロイ英輝選手、崎濱秀斗選手などもこの奨学金制度を通じてアメリカに渡り、現在も精力的に活動しています。「スラムダンク奨学金」は、情熱あふれる若者たちが世界に羽ばたき、夢を実現するための貴重なサポートとして、今も多くの注目を集めています。