東京通信大学はこのたび、「増田名誉教授奨学金」を新たに設立しました。この奨学金は、社会福祉士や精神保健福祉士といった国家資格取得を目指す学生を対象に、学費負担の軽減を目的としています。対象学生には卒業年次の学費納入時に10万円が給付され、返済の必要はありません。
奨学金の設立は、同大学の教育理念「すべての人に、学びを開放する」に賛同した増田雅暢名誉教授の寄付により実現しました。増田名誉教授は、厚生省(現 厚生労働省)での介護保険制度創設や、内閣府で少子化対策に尽力した経歴を持ち、福祉行政の第一線で活躍。東京通信大学では、福祉に関連する学問を担当し、福祉分野での専門資格取得を目指す学生を積極的にサポートしています。
この奨学金は、福祉分野でのプロフェッショナルを目指す学生に対し、経済的な負担を減らしながら学びの場を広げる機会となります。