テンプル大学ジャパンキャンパス（TUJ）は、山梨県、長崎県、愛媛県の高校生を対象に「TUJパートナーシップ奨学金」を設立し、奨学金の返済負担を軽減する新たな取り組みを開始しました。この奨学金は、地域貢献を目的に、学生がTUJに入学し、学業に専念できる環境を提供します。

「TUJパートナーシップ奨学金」の主な目的は、地域と連携して学生の進学を支援し、返済負担を軽減することです。この奨学金は、協定を結んだ自治体の支援のもと、対象となる高校生にフルタイム授業料の半額を2学期分減免するものです。これにより、約85万5,000円の給付がなされ、奨学金受給者は経済的な負担を軽減しながら、TUJでの学びを深めることができます。

この奨学金を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。具体的には、以下の要件が求められます：

• 学業成績：受給期間中にTUJでの学業成績がGPA3.0以上であること。
• 学期ごとの単位数：夏学期には9単位以上、秋学期には12単位以上のフルタイム授業を受講すること。
• 自治体からの推薦：応募者は山梨県、長崎県、愛媛県のいずれかの自治体に在住し、その自治体からの推薦を受けること。

これらの条件をクリアすることで、奨学金を受ける資格を得ることができます。

奨学金の応募資格は、指定された自治体に在住し、TUJの学部課程に進学予定の高校生です。応募締め切りは2025年2月15日（土）午後5時までとなっています。選考方法には、自己推薦書や学校長からの推薦調書が必要で、選考を通過した応募者には奨学金が授与されます。

TUJは、地域との包括的な協力関係を深めることで、学生たちに新たな学びの機会を提供しています。山梨県との協力により、毎年短期国内留学プログラムを実施し、長崎県や愛媛県との連携を通じて、学生へのインターンシップ機会や学びの場を広げています。

この奨学金制度は、地域社会との協力を推進し、グローバル化する高等教育の中で学生たちの将来を支える重要な一歩となっています。

「TUJパートナーシップ奨学金」は、奨学金返済負担の軽減を目指す取り組みであり、学生にとって大きな支援となります。地域との強力な連携により、経済的支援が必要な高校生に対して、進学のチャンスを提供し、将来の夢を実現するためのサポートを行います。学生一人ひとりの学びを支えるこの奨学金制度は、今後ますます多くの学生にとって価値ある選択肢となるでしょう。

出典元：テンプル大学ジャパンキャンパス　提携する山梨県・長崎県・愛媛県に「TUJパートナーシップ奨学金」を設立｜大学ジャーナルONLINE