愛媛大学では、太陽石油からの寄付を元に始まった奨学金制度が2024年度からも継続されることとなり、その贈呈式が15日に行われました。この贈呈式では、太陽石油の村上幹夫常務が愛媛大学の仁科弘重学長に目録を手渡しました。
「太陽石油奨学金」は、愛媛大学が企業からの寄付を基に設立された初の奨学金制度です。2019年から始まり、原則として大学3年生など20人が一人あたり50万円の給付を受けることができます。
前年度に奨学金を受けた学生たちは、贈呈式で「このような支援を受けることができたことに心から感謝申し上げます。今後も勉学や研究活動に全力を尽くし、社会に貢献できるよう、励んでまいります」と感謝の言葉を述べました。
この制度は2024年度から5年間継続され、2024年度の奨学金の募集が15日から始まっています。愛媛大学の取り組みは、地域企業との協力によって、若者の教育と社会貢献の両面を支援する好例となっています。