徳島県は、若者の地元定着と地域経済を支える人材確保を目的に、奨学金返還を支援する制度の「助成候補者」を募集している。大学などを卒業後、県内の事業所で正社員として一定期間以上勤務した場合に、返還額の一部を県が助成する仕組み。
対象は2区分あり、全国枠では今年度または来年度に大学・短大・大学院・高専・専修学校を卒業する学生のほか、30歳以下の県外在住の既卒者も応募可能。県内枠では、県内の高校や特別支援学校、専修学校高等課程、県立農業大学校から来年度に大学へ進学(編入を含む)する生徒を対象とする。
令和7年度からは募集人数を拡大し、全国枠は約250人、県内枠は約50人(徳島大学の「生物資源産業学部」および「医光/医工融合プログラム」進学者10人を含む)とする。また、助成上限額も引き上げられ、最大125万円となる(学校種別等により異なる)。
募集期間は令和8年1月23日(金)まで。詳細は徳島県ホームページに掲載されている。
全国枠:徳島県HP(全国枠案内)
県内枠:徳島県HP(県内枠案内)
問い合わせは、徳島県こども未来部こども未来政策課(TEL:088-621-2787、FAX:088-621-2843、E-mail:henkan@pref.tokushima.lg.jp)まで。