東京都足立区は、奨学金の返済に悩む社会人を対象にした助成制度の申請を10月15日まで受け付けている。最長10年間で最大100万円を助成する取り組みで、本年度から新たに始まった。
学業成績などの条件はなく、前年に返済した額の半分を上限10万円まで支給。これを最長10年間継続する仕組みとなっている。
申請には、以下の条件を満たす必要がある。
- 申請日の6カ月以上前から足立区に居住していること
- 年収が基準以下(単身世帯で年収330万円が目安)であること
- 奨学金を対象にした他の補助を受けていないこと
奨学金返済負担の軽減を目的とした支援制度として注目されており、区は「若者が安心して働き続けられる環境づくりにつなげたい」としている。
出典元:奨学金返済に苦しむ社会人に、足立区が助成金 最長10年間で最大計100万円 10月15日まで申請受け付け|東京新聞