大学進学で「奨学金が必要かも」と思っても、いつ・どこで・何を提出するのかが分からず、手続きが遅れてしまうケースは少なくありません。奨学金は種類が多く、代表的なJASSOだけでも給付型/貸与型(第一種・第二種)があり、さらに進学前に申し込む“予約採用”と、入学後に申し込む“在学採用”で流れが変わります。
本記事では、大学生(進学予定者を含む)が検索で知りたい「申請方法」を、必要書類・申込ルート・時期・審査の見られ方・よくある失敗まで、一次情報(JASSO/文科省)に沿って整理します。読み終えたときに「自分は次に何をすべきか」が明確になる構成です。
大学生の奨学金申請は「いつ申し込むか」で手順が決まる
大学生の奨学金申請は、「いつ申し込むか」によって手続きの流れが大きく変わります。 奨学金には、進学前に申し込む方法と、入学後に申し込む方法があり、さらに家計が急変した場合には特別な申請ルートも用意されています。 まずは自分がどのケースに当てはまるのかを確認することが、迷わず進めるための第一歩です。
▼ あなたはどのルート?
- これから大学に進学する予定 → 予約採用
- すでに大学・専門学校に在学中 → 在学採用
- 失職・病気・災害などで家計が急変した → 緊急採用・応急採用
進学前に申し込む:予約採用
予約採用とは、高校在学中または卒業後すぐに、進学前の段階で奨学金を申し込む方法です。 多くの場合、高校(または在籍していた学校)を通じて申請を行い、大学入学前に「採用候補者」として選考を受けます。
予約採用の大きな特徴は、入学後すぐに奨学金の振込みを受けられる可能性が高い点です。 進学直後から学費や生活費の支払いが必要な人にとって、最も安心感のある申請方法といえます。
入学後に申し込む:在学採用
在学採用は、大学・短期大学・専門学校に入学した後で申し込む奨学金です。 申請窓口は在学している学校の奨学金担当部署で、毎年春を中心に募集が行われます。
予約採用を利用していない場合や、進学後に奨学金が必要になった場合でも申し込みが可能です。 また、予約採用で不採用だった人が再チャレンジできる点も在学採用の重要な役割です。
家計急変なら:緊急採用・応急採用
生計維持者の失職・病気・事故・災害などにより、急に学費や生活費の支払いが困難になった場合は、 通常の募集時期を待たずに申し込める「緊急採用・応急採用」という制度があります。
このケースでは、できるだけ早く在学している学校の奨学金窓口に相談することが最優先です。 状況に応じて、第一種(無利子)または第二種(利子付き)の奨学金を臨時で利用できる可能性があります。
奨学金の種類を整理:給付型/貸与型(第一種・第二種)で「返す必要」が違う
奨学金と一口にいっても、その仕組みは大きく分けて「給付型」と「貸与型」の2種類があります。 最大の違いは、卒業後に返済(返還)が必要かどうかです。 申請前にこの違いを正しく理解しておかないと、「思っていた制度と違った」という後悔につながりかねません。
給付型:返済不要+授業料等減免(修学支援新制度)の関係
給付型奨学金は、原則として返済が不要な奨学金です。 一定の家計基準・学力基準を満たす学生を対象に、毎月の給付を受けられる点が特徴です。
現在の中心的な制度が、いわゆる「修学支援新制度」で、給付型奨学金に加えて、 入学金・授業料の減免をセットで受けられる仕組みになっています。 そのため、実質的な学費負担を大きく減らせる可能性があります。
注意点として、修学支援新制度は入学後にも申請が必要で、大学ごとに申込期限が定められています。 「給付型は自動的にもらえる」と誤解せず、在学している学校の案内を必ず確認しましょう。
貸与型:第一種(無利子)・第二種(有利子/在学中は無利子)
貸与型奨学金は、卒業後に返済が必要な奨学金です。 日本学生支援機構(JASSO)の貸与型は、主に第一種奨学金と第二種奨学金の2つに分かれています。
第一種奨学金は無利子で借りられる点が大きなメリットですが、 学力基準・家計基準ともに比較的厳しく設定されています。
一方、第二種奨学金は利子付きですが、在学中は利子が発生せず、 第一種に比べて基準が緩やかなため、多くの学生が利用しています。 貸与月額を幅広く選べる点も特徴です。
併用は不利?原則「併用=不利」とは限らない
「給付型と貸与型を併用すると審査で不利になるのでは?」と心配されがちですが、 原則として、併用したからといって不利になるわけではありません。
重要なのは、目的と必要な金額に合った組み合わせになっているかです。 給付型だけでは学費や生活費が足りない場合に、貸与型を補助的に利用するケースも一般的です。
奨学金は「借りられるかどうか」だけでなく、 卒業後の返済まで見据えた設計が欠かせません。 種類ごとの特徴を理解したうえで、自分に合った組み合わせを検討しましょう。
【申請方法】予約採用(進学前)の流れ:高校生〜入学後まで“やること一覧”
予約採用は、大学や専門学校に進学する前の段階で奨学金を申し込む方法です。 奨学金申請の中でも最も利用者が多く、入学直後から奨学金を受け取りたい人にとって基本となるルートといえます。
実務上の大きなポイントは、「高校3年生の春〜夏に動けるかどうか」です。 この時期を逃すと、入学後の在学採用まで資金を自己手配する必要が出てくるため、早めの行動が重要になります。
申込窓口:在学(または卒業)した学校経由が基本(高卒認定は例外)
予約採用の申込窓口は、現在在学している高校、または卒業した学校が基本です。 学校を通じて書類が配布され、申請から推薦までが一括して行われます。
一方で、高卒認定試験の合格者などは、学校経由ではなく個別に手続きを行うケースもあります。 自分がどの窓口に該当するのかは、早めに学校や関係機関に確認しておきましょう。
スケジュール設計:配布→申請→選考→採用候補→進学届→振込
予約採用は、以下のような流れで進みます。
- 学校から申請書類の配布
- 必要書類を揃えて申請
- 学校の推薦・機構の選考
- 「採用候補者決定通知」の受領
- 進学先決定後に「進学届」を提出
- 奨学金の振込み開始
特に重要なのが、入学後に行う「進学届」の提出です。 採用候補者になっていても、この手続きを行わなければ奨学金は振り込まれません。
予約採用のメリット:入学直後から資金が必要な人ほど相性が良い
予約採用の最大のメリットは、入学後早い時期から奨学金の振込みを受けられる可能性が高い点です。 初回振込みが4〜6月になることも多く、入学直後の生活費や学費の負担を軽減できます。
「入学してから考えよう」と後回しにすると、最初の数か月を自己資金や一時的な借入で乗り切る必要が出てくることもあります。 そのため、進学前から資金計画を立てたい人には特に向いています。
よくある失敗:通知・ID/パス管理、進学届の提出遅れ、口座準備ミス
予約採用で多い失敗例として、以下のようなものがあります。
- 採用候補者決定通知やID・パスワードを紛失してしまう
- 進学届の提出期限を過ぎてしまう
- 奨学金の振込口座を準備していない、名義が違う
これらは制度上の問題ではなく、手続き管理のミスによるものがほとんどです。 書類やログイン情報は一か所にまとめ、入学後にやるべき手続きを事前に把握しておくことが、 予約採用をスムーズに活かすコツといえるでしょう。
【申請方法】在学採用(入学後)の流れ:大学での申込手順と注意点
在学採用とは、大学・短期大学・専門学校に入学した後で申し込む奨学金です。 進学前に予約採用をしていなかった場合や、進学後に奨学金が必要になった場合でも利用できる重要な申請方法です。
一方で、在学採用は申込期間が短く、情報を取り逃すと申し込めないという特徴があります。 そのため、入学後すぐに情報収集を始めることが欠かせません。
情報の取り方:大学の奨学金窓口・説明会・学内掲示(締切は短い)
在学採用の情報は、大学の奨学金窓口を中心に案内されます。 新入生向けのオリエンテーションや説明会、学内掲示、大学公式サイトなどで告知されるのが一般的です。
多くの場合、募集期間は数週間程度と短く設定されています。 「後で確認しよう」と思っているうちに締切を過ぎてしまうケースも少なくありません。 入学後は早い段階で奨学金窓口の場所や連絡先を把握しておきましょう。
申請〜採否まで:学内選考→推薦→機構選考→採用→書類提出→振込(全体像)
在学採用の申請から振込みまでは、次のような流れで進みます。
- 大学での募集案内・説明会への参加
- 必要書類を準備し、大学に申請
- 大学内での選考・推薦
- 日本学生支援機構による選考
- 採用決定の通知
- 返還誓約書など必要書類の提出
- 奨学金の振込み開始
予約採用と比べると、実際に振込みが始まるまでに時間がかかる傾向があります。 その間の生活費や学費について、あらかじめ資金計画を立てておくことが大切です。
予約採用で不採用でも再チャレンジできる(切替の考え方)
予約採用で不採用になった場合でも、在学採用で再度申し込むことが可能です。 予約採用と在学採用では、評価のタイミングや基準が一部異なるため、 結果が変わるケースも珍しくありません。
「予約採用で落ちたからもう無理」と諦めず、 進学後の状況や家計の変化を踏まえて改めてチャレンジする価値があります。 在学採用は、そのための重要な選択肢といえるでしょう。
必要書類チェックリスト:何を・誰の分を・いつ用意する?
奨学金の申請で最も多いトラブルが、書類の不足や不備です。 特に「誰の書類が必要なのか」「いつまでに揃えるのか」が分かりにくく、 保護者と学生の間で認識がずれてしまうケースも少なくありません。
ここでは、奨学金申請で必要になりやすい書類を整理し、 あわせて準備のコツや注意点も解説します。
必須になりやすいもの:申込書類、同意書、マイナンバー関連(生計維持者・本人)
奨学金の種類や申請方法にかかわらず、以下の書類はほぼ必須になります。
- 奨学金申込書(学校または機構指定の様式)
- 個人情報の取扱いに関する同意書
- 学生本人のマイナンバー関連書類
- 生計維持者(原則父母)のマイナンバー関連書類
マイナンバーは、学生本人分だけでなく、生計維持者分も必要になる点が見落とされがちです。 早めに家族で確認し、準備を進めておきましょう。
追加になりやすいもの:特別控除の証明、人的保証の場合の書類(印鑑登録証明など)
家庭の状況や保証制度の選択によって、以下のような書類が追加で求められることがあります。
- 特別控除に関する証明書(医療費、障害、災害等)
- 人的保証を選択した場合の保証人・連帯保証人の書類
- 保証人・連帯保証人の印鑑登録証明書
- 所得証明書や住民票などの補足書類
これらの書類は、役所での取得が必要になるものが多く、即日用意できない場合もあります。 申請直前になって慌てないよう注意が必要です。
書類不備を減らすコツ:取得先(学校/役所/勤務先)とリードタイム
書類不備を防ぐためには、どこで・どれくらい時間がかかるかを把握しておくことが重要です。
- 学校で受け取る書類:説明会・配布日を必ず確認
- 役所で取得する書類:平日対応のみの場合が多い
- 勤務先で発行される証明書:発行まで数日かかることがある
「すぐ取れると思っていたら間に合わなかった」というケースは非常に多いため、 申請期限から逆算して準備する意識を持ちましょう。
「生計維持者」定義で詰まるパターン(離別・別居・扶養などの整理)
奨学金申請では、「生計維持者」が誰にあたるのかで必要書類が変わります。 特に次のようなケースでは、判断に迷いやすくなります。
- 父母が離別・別居している
- どちらか一方のみと同居している
- 扶養関係が複雑になっている
自己判断で進めると、書類の出し直しや審査遅延につながることがあります。 このような場合は、早めに学校の奨学金窓口へ相談し、 どの書類が必要かを事前に確認するのが安全です。
採用基準の見られ方:学力基準・家計基準を“誤解なく”理解する
奨学金の採用基準は、「成績が良くないと無理」「年収が高いと絶対ダメ」と 極端に捉えられがちですが、実際にはもう少し複雑で、制度ごとに見られ方が異なります。
ここでは、学力基準・家計基準それぞれについて、 よくある誤解を整理しながら、正しい判断軸を解説します。
学力基準:第一種は厳しめ/給付も一定の基準と「学ぶ意欲」の評価
学力基準は、奨学金の種類によって求められる水準が異なります。
貸与型の第一種奨学金(無利子)は、比較的厳しい学力基準が設定されており、 高校や在学中の成績が一定以上であることが求められます。
一方、給付型奨学金(修学支援新制度)では、成績だけで一律に判断されるわけではありません。 一定の学力水準を満たしたうえで、「学ぶ意欲があるか」「修学を継続できる見込みがあるか」 といった点も総合的に評価されます。
そのため、「成績が完璧でないから給付型は無理」と早合点せず、 制度の趣旨を理解したうえで検討することが大切です。
家計基準:年収だけでなく控除・世帯人数で変わる(例示の考え方)
家計基準で最も多い誤解が、「世帯年収だけで判断される」というものです。 実際には、年収から各種控除を差し引いた金額や、世帯人数によって判定基準が変わります。
例えば、同じ年収でも、
- 世帯人数が多い場合
- 兄弟姉妹が同時に進学している場合
- 医療費や特別な事情による控除がある場合
などでは、基準を満たすケースもあります。 表面的な年収額だけで諦めず、制度上の判定方法を前提に考えることが重要です。
「基準を少し超えそう」時の現実的アクション:試算→窓口相談→代替策
「基準を少し超えていそうで不安」という場合は、次の順番で行動するのが現実的です。
- まずは家計基準の試算を行い、実際の判定額を確認する
- 結果をもとに、学校の奨学金窓口へ相談する
- 給付型・貸与型の組み合わせや、別制度の可能性を検討する
特に給付型奨学金については、修学支援新制度として公的に整理された基準があり、 最新情報は文部科学省や学校からの案内を確認することが重要です。
自己判断で「無理だ」と決めつけてしまう前に、 一度は試算と相談を行うことで、選択肢が広がるケースも少なくありません。
借りすぎを防ぐ資金計画:大学の費用×奨学金×教育ローンをどう組む?
奨学金を検討する際に重要なのは、「借りられる金額」ではなく、 「本当に必要な金額はいくらか」を把握することです。 借りすぎてしまうと、卒業後の返済負担が長期にわたり重くのしかかります。
ここでは、大学にかかる費用と奨学金、教育ローンをどう組み合わせるべきかを、 借りすぎを防ぐ視点で整理します。
初年度納付金に注意:奨学金は入学金に間に合わないことがある(代替策も)
まず注意したいのが、入学時に必要となる初年度納付金です。 多くの奨学金は、入学後に初回振込みとなるため、 入学金や入学手続き時の学費には間に合わないケースがあります。
そのため、入学前に必要なお金については、
- 家計から一時的に立て替える
- 教育ローンを併用する
- 自治体や学校独自の入学準備支援制度を確認する
といった代替策を含めて検討しておくことが大切です。 奨学金だけで全てを賄おうとすると、計画に無理が生じやすくなります。
月額の決め方:学費+生活費−支援(家計)で不足額を算出
奨学金の貸与月額を決める際は、感覚ではなく数字で整理することが重要です。 基本的な考え方は、次の式です。
学費+生活費 − 家計からの支援 = 奨学金で補う不足額
学費だけでなく、家賃・食費・教材費などの生活費も含めて考え、 家族からどこまで支援を受けられるのかを明確にしましょう。
不足額を把握したうえで、 必要最小限の月額を選択することが、借りすぎを防ぐポイントです。
返済(返還)まで見通す:返還方式・返還期間の考え方(「卒業後」が本番)
奨学金は、借りている期間よりも返済期間の方が長くなるのが一般的です。 そのため、申請時点で卒業後の返還まで見通す視点が欠かせません。
特に貸与型奨学金では、
- 返還方式(定額返還方式/所得連動返還方式)
- 返還期間(何年かけて返すのか)
といった点を理解したうえで選択する必要があります。
第二種奨学金(利子付き)の利率については、 貸与終了時に決定される仕組みで、 利率固定方式と利率見直し方式のいずれかを選択します。 利率は変動するため、最新情報は必ず日本学生支援機構(JASSO)の公式情報を確認しましょう。
「借りられるから借りる」のではなく、 将来の返済に無理がないかまで含めて考えることが、 後悔しない資金計画につながります。
よくある失敗とFAQ:申請で詰まるポイントを一気に解決
奨学金の申請では、制度そのものよりも 「思い込み」や「確認不足」によってつまずくケースが少なくありません。 ここでは、特に質問が多いポイントをFAQ形式で整理します。
Q:給付と貸与を同時に申し込むと不利?
結論から言うと、給付型と貸与型を同時に申し込んだからといって、不利になることは原則ありません。 それぞれ別の制度として審査されます。
重要なのは、「なぜ両方必要なのか」という資金計画が合理的かどうかです。 給付型だけでは学費や生活費が不足する場合に、 貸与型を補助的に組み合わせるのは一般的な考え方です。
Q:予約採用と在学採用、どっちがいい?(迷ったときの判断軸)
判断の軸はシンプルで、進学直後から資金が必要かどうかです。
- 入学直後から奨学金が必要 → 予約採用
- 進学後に状況を見て判断したい → 在学採用
なお、予約採用で不採用だった場合でも、 在学採用で再度申し込めるため、 「予約=一発勝負」ではありません。
Q:申請期限に遅れたら終わり?
申請期限に間に合わなかった場合でも、 すべての可能性が消えるわけではありません。
- 次回の募集(在学採用・追加募集)を待つ
- 学校の奨学金窓口に個別相談する
- 家計急変の場合は緊急採用・応急採用を検討する
自己判断で諦めず、まずは在学している学校の奨学金窓口へ相談することが大切です。
Q:保証(人的保証/機関保証)はどう選ぶ?注意点は?
奨学金の保証には、人的保証と機関保証の2つがあります。
- 人的保証:連帯保証人・保証人を立てる方法
- 機関保証:保証機関を利用し、保証料を支払う方法
人的保証は保証料がかからない一方で、 保証人に将来の負担が及ぶリスクがあります。 機関保証は保証料が必要ですが、 保証人を立てられない場合の現実的な選択肢です。
家族構成や将来のリスクも踏まえ、 無理のない方法を選ぶことが重要です。
Q:返済が厳しくなったらどうする?
返済が厳しくなった場合でも、 放置するのが最も危険です。 申請により、次のような制度を利用できる可能性があります。
- 返還期限猶予制度:一定期間、返済を止める
- 減額返還制度:毎月の返済額を減らす
これらの制度を使わずに延滞すると、 延滞金が発生します。 延滞金の賦課率は制度改定により見直されることがあるため、 最新情報を確認したうえで、早めに制度利用を検討しましょう。
Q:授業料等減免(修学支援新制度)の申込はどこで?
授業料等減免は、給付型奨学金(修学支援新制度)と連動して申請します。 申込窓口は、在学している大学・専門学校です。
給付型奨学金だけを申し込んだつもりでも、 減免の申請を別途求められるケースがあります。 学校からの案内を必ず確認し、 申請漏れがないよう注意しましょう。
まとめ
大学生の奨学金申請は、「どの制度を使うか」以上に「いつ・どのルートで申し込むか」が結果を左右します。 進学前に動ける人は予約採用、入学後に検討する場合は在学採用と、まずは自分の立ち位置を整理することが重要です。
また、奨学金には給付型と貸与型があり、返済の有無や条件は大きく異なります。 学力基準・家計基準も、年収や成績だけで単純に判断されるものではなく、 控除や世帯状況、学ぶ意欲などを含めて総合的に見られます。
申請時には、必要書類の準備や期限管理、初年度納付金への対応など、 手続き面でのミスを防ぐことが採用以前に重要なポイントになります。 さらに、借りる金額は「借りられる上限」ではなく、 卒業後の返済まで見据えた無理のない資金計画で決めることが欠かせません。
少しでも不安や迷いがある場合は、自己判断で諦めず、 学校の奨学金窓口や公的情報を活用して確認・相談することが、 後悔しない選択につながります。