今日は「奨学金の遅延債権」についてお話ししたいと思います。
奨学金には大きく分けて「給付型」と「貸与型」があります。
給付型は返済の必要がない奨学金ですが、貸与型は返さなければなりません。
この貸与型の奨学金が、近年、急激に増えているのです。
貸与型奨学金は無利子の「第一種」と有利子の「第二種」に分かれますが、この貸与型全体で過去10年で約2兆円も増加しています。
その結果、現在、返済が必要な貸与型奨学金の総額は7兆5000億円に達しています。
しかし、その中でも「未回収」または「延滞債権」と呼ばれるものが、なんと2000億円もあるんです。これは3月を過ぎても返済されていない債権のことで、いずれ一部が回収される可能性もありますが、それでも大きな問題です。
奨学金バンクとしても、このような未回収債権の問題に対して何らかの対策が必要だと強く感じています。
私たちの取り組みが、奨学金の返済支援やキャッシュフローの改善に役立つことを願っています。
この動画を通じて、奨学金の現状と問題点を皆さんに共有させていただきました。
今後も奨学金に関する情報をどんどん発信していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。