今回は、東京都品川区が来年度から「所得制限なし」「返済不要」の給付型奨学金を創設するというニュースについてお話します。
対象は品川区内に住む大学生で、年間およそ100人を見込んでいるとのこと。
これは区としても、若者や子育て世代を支援する姿勢を打ち出したいという意図があるようです。
確かに所得制限のない奨学金は大変有効な支援策ですが、継続的に実施されるのか、あるいは一時的なPR施策なのかで、その効果は大きく変わります。
奨学金問題の解決には、単なる給付にとどまらず、SDGsの観点からも持続可能な仕組みが重要です。
奨学金バンクも、こうした課題に対し、持続的な返済支援を提供し、将来にわたって支援の輪を広げていくことを目指しています。
引き続き情報発信をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。