今回は少し視点を変えて、「地方の人材空洞化」というテーマについてお話ししたいと思います。
奨学金をテーマに情報発信を続けてきた中で、この問題の深刻さを強く感じています。

地方自治体では、医学部進学者への高額奨学金の貸与や、Uターン・Iターンを促進するための奨学金返済支援を行っている例があります。
しかし、こうした取り組みの背景には、地方の人材不足という大きな課題があります。

奨学金問題を追いかけてきた私たちは、この人材の空洞化も社会課題として注視しています。
「奨学金バンク」を通じて奨学金の負担を軽減するだけでなく、こうした地方の課題解決にもつながる未来を描いています。
社会課題は、ある一つの課題を掘り下げていくと、他の課題ともつながっていることがよく分かります。

私たちはこれからも、奨学金返済に関するサービスや情報提供を通じて、さまざまな社会課題に向き合っていきます。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。