今日は「海外留学のハードル」について取り上げたいと思います。あるニュースリリースによれば、海外留学を躊躇する理由として「経済的なハードル」が挙げられる割合が、なんと84%にものぼるそうです。このデータは、奨学金プラットフォームを運営する会社が行ったアンケート調査に基づくものです。
さらに驚くことに、留学奨学金制度を利用している人は全体の3割程度にとどまるとのこと。アメリカでも、連邦政府による奨学金停止の報道に不安を感じた人が7割に上るなど、奨学金をめぐる課題は世界的なものといえそうです。
日本においても、文部科学省が主導する「トビタテ!留学JAPAN」などの取り組みで、海外留学を支援する動きがありますが、やはりその門戸は狭く、ハードルは依然として高い状況です。
この問題を解決するためには、単に奨学金を借りる「入り口」のサポートだけでなく、帰国後の返還方法や海外勤務を希望する場合の「出口」の部分まで考慮した仕組みが必要です。経済的な負担を軽減し、海外留学をより身近なものにすることは、日本の国力向上にもつながると考えています。
私たち「奨学金バンク」では、今後もこのような課題に向き合い、奨学金関連の情報を発信し続けていきます。ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします!