今回は、先日訪問した佐賀県産業労働省でのお話をもとに、奨学金支援の取り組みをご紹介します。
佐賀県では、今年から奨学金返済支援制度を本格的にスタートしました。
九州地方の中では最後発の導入となりますが、その分、より実践的で現場に即した仕組みづくりを進めています。
そして今回注目したいのは、奨学金バンクとの連携が実現したことです。
県や自治体が行う支援と、企業を通じた奨学金代理返還の仕組みを組み合わせることで、
より柔軟で持続的な支援が可能になりました。
たとえば、自治体の支援金を活用しながら、企業が奨学金返済を代理で行う、
そんな新しい形の“地域×企業×若者”支援が動き始めています。
もし「奨学金返済支援をやっているけれど、もう少し新しい取り組みを考えたい」と感じている企業の方がいらっしゃれば、
ぜひ奨学金バンクで検索してみてください。
地域や業界を超えて、奨学金を通じた新しい人材支援の可能性が広がっています。