本日は慶応義塾大学の教育社会学と応用経済学の方で講師教授されている方々の研究データについてお話ししたいと思います。
その研究テーマは、「奨学金の負債が若者の家族形成に与える影響」です。
毎年約30万人の若者が奨学金負債を抱えて社会に出ていく中で、その影響について様々なデータが集められています。
男性の場合、意外にも奨学金とライフイベントの関係性には有意なデータが見られなかったとのこと。
しかし、女性の場合は貸与型の奨学金をもらっている人たちの未婚率が高かったという統計がありました。
これは自分たちで責任を持って借りた奨学金を全うするために生じている結果でしょう。
しかし、これが少子化の原因にもなっている可能性があり、国内の奨学金に関連するデータはまだ少ないと感じました。
アメリカでは奨学金の負債者が急増し、それが返還問題やライフイベント、消費にも大きな影響を与えているとされています。
奨学金返済を進め、これらの問題を解決していければと思います。
今日もありがとうございました。
引き続き頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。