奨学金返済事業『奨学金バンク』と若手社員への思い

今日は、この奨学金の事業を始めた時の気持ちを思い出す機会があったので、その時のことをご紹介したいと思います。

私が奨学金バンクを始めようと思ったきっかけは、奨学金をもらって困っている人がいたからです。
私たちの会社グループには現在100人以上の社員がいますが、若い子たちがもっと社会で活躍してほしいと思っていました。
しかし、頑張ってほしいと伝える一方で、彼らが抱えている奨学金の返済の現実を考えると矛盾を感じることがありました。

私たちが「頑張れ」と言っても、若手社員は奨学金の返済で悩んでおり、借金返済が最優先となっているのです。
例えば、ある社員は330万円の借金を抱えており、それを返済することで精一杯でした。
このような現実を見て、もっと支援が必要だと強く感じました。

最近、文部科学省や日本学生支援機構などの機関とお話をする機会があり、その時の気持ちを思い出しました。
私は今年50歳ですが、シニア層の立場から見ても、奨学金の返済に追われる若者の支援が必要だと思います。
若者たちが未来を見据えて頑張るだけでなく、過去の負担を抱えている現実もあります。

奨学金バンクを通じて、こうした若者たちを支援する方法を見つけ、少しでも多くの人が奨学金の返済から解放され、日本をより良くするために活躍できる社会を作りたいと考えています。

皆さん、ぜひ奨学金バンクを応援してください。
若者が活躍できる社会を一緒に作っていきましょう。

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