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九州電力労組の奨学金支援、30年にわたる国際的な取り組み

九州電力労働組合がタイで続けている国際研修および奨学金支援事業が、今年度で30周年を迎えました。1994年度に始まったこの取り組みは、スラム街でのホームステイ体験やマングローブの植林活動とともに、経済的に困難な状況にある学生への奨学金支援を行っています。

2007年度から本格化した奨学金制度は、これまでに延べ750人以上の学生に授与され、現地の教育環境の向上に大きく貢献しています。家庭の経済状況によって進学を諦めざるを得ない若者にとって、奨学金は未来を切り開く「小さな鍵」となり、夢への道を開く大きな力となっています。

日本国内でも、奨学金返済の負担は若者の大きな課題の一つですが、国を超えた支援の広がりは、教育の機会を平等にする重要な一歩です。九州電力労組のような長期的な支援が、日本国内外を問わず、より多くの学生にとって希望の光となることを期待したいものです。

出典元:九州電力労働組合、タイで支援30周年/マングローブ植林や奨学金で貢献|電気新聞

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