今回は、日銀の利上げが奨学金返済に与える影響についてご紹介します。
最近、金利上昇に関するニュースを目にする機会が増えていますが、第2種奨学金(有利子)の利用者にとっても無関係ではありません。
例えば、同じ条件で約336万円を借りたケースでは、2025年3月卒業と2026年3月卒業を比較すると、変動金利の影響によって返済総額に約30万円の差が生じる試算もあります。
もちろん、固定金利を選択している場合はこうした影響を受けにくい一方で、変動金利を選んでいる場合は市場金利の動向によって返済額が変わる可能性があります。
だからこそ、奨学金を利用する際は「いくら借りられるか」ではなく、「卒業後に無理なく返せる額はいくらか」という視点が重要です。
金利の動きそのものをコントロールすることはできません。しかし、固定金利・変動金利の選択や借入額の設定など、自分で判断できる部分はあります。
奨学金は、他のローンと比較すると金利が低く設定されている制度です。制度の特徴を理解し、自分に合った借り方を選ぶことで、将来の負担を抑えながら学びの機会を広げることができます。
これから奨学金を利用する方も、現在返済中の方も、金利動向を確認しながら計画的に活用していきましょう。