愛媛の地域発展と未来を担う人材の育成を目指す太陽石油が、愛媛大学に5000万円の寄付金を贈呈しました。この贈呈は、太陽石油が2019年度から行っている奨学金プログラムの一環であり、地元の学生が学びを続けるための経済的負担を軽減することを目的としています。
寄付金の贈呈式では、太陽石油の村上幹夫常務が愛媛大学の仁科弘重学長に5000万円の寄付金の目録を手渡しました。この寄付金をもとに、愛媛大学は「太陽石油奨学金」という給付型の奨学金制度を創設しました。
「太陽石油奨学金」は、返還の必要がない給付型の奨学金で、一人あたり50万円が支給されます。対象は大学3年生と大学院1年生で、経済的負担が大きくなる学生が特に対象とされています。これまで102人に5000万円が給付され、多くの学生がこの奨学金を受け取っています。
太陽石油は、地元愛媛の未来を担う人材の育成を重要視し、今後も地域社会への貢献を続ける姿勢を示しています。奨学金制度を通じて、学びに励む若者たちの支援が行われ、愛媛の未来への投資が促進されることが期待されています。