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奨学金を在学中に辞退する方法|手続きの流れと返還・在学猶予【JASSO】

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奨学金を在学中に辞退する方法|手続きの流れと返還・在学猶予【JASSO】

JASSOの貸与奨学金を在学中に辞退するには、学校の奨学金窓口に最後に受け取りたい年月を伝え、「異動願(届)」を提出します。月ごとに期限があるため、早めの連絡が必要です。また、辞退後も在学し、返還を先送りしたい場合は、別途「在学猶予願」を届け出ます。JASSO「奨学金の辞退」

この記事では、国内の大学等でJASSOの第一種・第二種奨学金を借りている人に向けて、辞退の手順と、その後に必要な対応を説明します。

在学中の奨学金辞退は、学校の窓口への申出から始める

奨学金をやめたいときは、まず「何月分まで受け取りたいか」を決めましょう。年度途中で辞退する場合と、翌年度から継続しない場合では、手続きが異なります。

希望する終了時期主な手続き確認すること
年度途中で貸与を終えたい学校に申し出て「異動願(届)」を提出最終受領希望年月、学校の提出期限
翌年度4月以降は借りない「奨学金継続願」で継続を希望しない旨を入力継続願の受付期間、学校からの案内

年度途中の辞退は、学校を通じて行います。翌年度から継続しない場合は、継続願で意思を伝える方法が案内されています。どちらに当たるか迷う場合も、最後に受け取りたい月を学校に伝えると確認しやすくなります。JASSO「奨学金の辞退」JASSO「奨学金継続願に関するFAQ」

なお、この記事で扱うのは貸与中の辞退です。進学前の予約採用の辞退や、大学・自治体・財団などが独自に運営する奨学金については、それぞれの案内を確認してください。

年度途中で辞退する手順と必要書類

年度途中の辞退は、次の順序で進めます。

  1. 最終受領希望年月を伝え、学校の締切を確認する
  2. 学校から受け取った「異動願(届)」を提出する
  3. 返還確認票を確認し、返還口座を登録する

1.最終受領希望年月を伝え、学校の締切を確認する

学校の奨学金窓口へ、辞退したいことと、最後に受け取りたい年月を伝えます。

「来月からやめたい」という表現では、最後に受け取る月が曖昧になることがあります。「○年○月分を最後にしたい」と伝え、その希望に間に合う締切を確認しましょう。

JASSOは、申出が遅れると希望どおりに辞退できない場合があると案内しています。連絡した直後に振込みが止まるとは限らないため、希望月が決まった時点で相談してください。JASSO「奨学金の辞退」

2.学校から受け取った「異動願(届)」を提出する

学校から「異動願(届)」を受け取り、必要事項を記入して学校へ提出します。書類の入手方法や提出方法は、在学校の案内に従ってください。

提出前には、奨学生番号や最終受領希望年月など、学校から記入を求められた内容を確認しましょう。分からない欄は自己判断で埋めず、担当者に確認すると手戻りを防げます。JASSO「奨学金の辞退」

3.返還確認票を確認し、返還口座を登録する

貸与終了に伴って交付される「貸与奨学金返還確認票」では、借用金額や返還に関する情報を確認します。内容に疑問があれば、学校の担当者へ問い合わせましょう。JASSO「貸与奨学金返還確認票の確認」

また、奨学金の返還は原則として口座振替で行うため、返還用の口座である「リレー口座」の登録が必要です。奨学金を受け取っていた口座を使う場合でも、返還口座としての手続きが必要になります。学校やJASSOの案内に沿って登録してください。JASSO「奨学金返還口座の指定」

翌年度から借りない場合は、継続願で意思を伝える

翌年度4月以降の貸与を希望しない場合は、「奨学金継続願」の入力時に**「奨学金の継続を希望しません」**を選択します。

たとえば、2026年度末で貸与を終え、2027年4月以降は借りない場合が該当します。実際の入力期間や必要な対応は、学校から届く2026年度の案内で確認してください。

「継続しないのだから、継続願を出さなくてよい」と考えて放置するのは避けましょう。期限までに入力しなかった場合は「廃止」となり、奨学生の資格を失います。辞退の意思は、指定された方法で伝えることが大切です。JASSO「奨学金継続願に関するFAQ」

継続願で貸与を終える場合も、返還口座の手続きや、引き続き在学する場合の在学猶予を確認しておきましょう。JASSO「奨学金継続願の入力方法」

辞退後も在学する場合は、在学猶予を申し込む

辞退すると、今後の貸与は終了しますが、すでに借りた奨学金の返還は必要です。在学中の返還を先送りしたい場合は、辞退の手続きに加えて「在学猶予」の届出を行います。

返還は原則、貸与終了の翌月から数えて7か月目に始まる

JASSOの貸与奨学金は、原則として貸与終了の翌月から数えて7か月目に返還が始まります。

たとえば、2026年9月分を最後に貸与を終え、在学猶予などを利用しない場合、返還開始は2027年4月です。通常の辞退によって、借りた全額をその場で一括返還するという仕組みではありません。JASSO「奨学金の辞退」

ただし、学校に在学しているだけで、辞退後の返還が自動的に先送りされるわけではありません。 卒業まで返還を待ってもらいたい場合は、在学猶予の手続きを進めましょう。

在学猶予願を提出し、承認状況を確認する

在学猶予は、大学・短期大学・大学院・高等専門学校・専修学校に在学する人が、願出によって返還期限を先送りできる制度です。猶予されるのは、最短の卒業予定年月までとなります。

「在学猶予願」はスカラネット・パーソナルから提出できます。入力には在学校の「学校番号」が必要なため、不明な場合は学校の担当窓口に確認してください。

提出後は学校の承認を経る必要があります。入力を済ませた後も、申請が受け付けられているか、承認されているかを確認しておきましょう。

在学猶予が終了すると、その翌月から数えて7か月目に返還が始まります。また、留年や休学で届け出た卒業予定期を超える場合は、1年ごとの届出が必要です。卒業予定が変わったときも学校へ相談してください。JASSO「在学猶予」

辞退前に、減額・休止・給付奨学金の停止との違いを確認する

「奨学金をやめたい」と考える理由によっては、辞退以外の手続きが合う場合もあります。

現在の状況確認する手続き
今後の貸与が不要になった貸与奨学金の辞退
借入れは続けたいが、毎月の金額を減らしたい貸与月額の減額
学校を休学する休学に伴う休止
採用後の給付奨学金の受取りを止めたい本人都合による停止

それぞれの取扱いは、JASSO「月額変更」「奨学金の休止・復活」「2026年度給付奨学生のしおり」で確認できます。

借入額を減らしたい場合や休学する場合は、手続きが異なる

学費や生活費の一部には引き続き奨学金が必要なら、貸与月額の減額を検討できます。第一種奨学金の減額は学校へ申し出ます。第二種奨学金の減額は、所定の条件を満たす場合、スカラネット・パーソナルから願い出ます。JASSO「月額変更」

一方、休学するときは、学校に申し出て「休止」の手続きをします。復学後は「復活」の手続きによって貸与が再開されることがあります。JASSO「奨学金の休止・復活」

辞退すると貸与奨学生の資格はなくなります。一時的に受取りを止めたいのか、今後の貸与そのものが不要なのかを整理してから相談しましょう。JASSO「奨学金の辞退」

給付奨学金は、採用後の辞退ではなく本人都合による停止を相談する

JASSOの給付奨学金は、採用後に辞退することはできません。受取りが不要になった場合などは、学校へ申し出て「本人都合による停止」の手続きを行います。

停止しても給付奨学生としての資格は残るため、在籍報告などの必要な手続きは続きます。また、本人都合で停止していた期間も支給期間に通算され、給付奨学金と併せて利用する第一種奨学金の貸与月額の制限も解除されません。

受取りを止めればほかの支援も自動的に変わると考えず、併用している制度を学校に伝えて確認してください。JASSO「2026年度給付奨学生のしおり」17~18ページ

まとめ|最後に受け取りたい月を決め、学校に連絡しよう

在学中に貸与奨学金を辞退したいときは、奨学金の種類と最後に受け取りたい年月を確認し、学校の奨学金窓口へ連絡しましょう。年度途中の辞退か、翌年度から継続しないのかによって、必要な手続きが異なります。

貸与を終えた後は返還の準備も必要です。引き続き在学し、返還を先送りしたい場合は、学校の案内とJASSOの在学猶予の手続きを確認し、届出を進めてください。

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奨学金バンク 編集部
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